味わいのあるハガキが誰でも簡単に作れるって知ってた?
版画で作れば、大量印刷も出来るから、年賀状に最適だね。
このハガキ用の
版画に用いる版木は、ハガキより一回り大きいものの方が良いよ。
ハガキと同じサイズの版木だと、ハガキ全体に色を付けた場合、少しでもずれたらハガキにちゃんと絵柄がプリントされなくなるからね。
この版画に用いる版木は、好みで選んで良いけど、もっとも一般的で万能な朴(ほう)の版木が使いやすい。
絵の具は水性の版画用絵の具を使うと良いと思います。
版画用の絵の具ならのりを混ぜる手間がありません。
もし普通の水性絵の具を使う場合、絵の具とのりの混ぜ方は絵皿の上にのりを出しておいて、適当に少しずつ絵の具と混ぜます。
版木の上でのりと混ぜるのが版画の本来のやり方ですが、ハガキサイズだとこのほうが簡単です。
使う刷毛は、版画用の刷毛ならどれでもいいのですが、ハガキサイズだとそれほど大きな刷毛は必要ありません。
水彩画用の刷毛でもあまりにも柔らかすぎるもの意外はわりと使えます。
ハガキに用いる紙は和製ハガキと官製ハガキがあります。
官製はがきは和製ハガキに比べると絵の具の付きが悪いので、刷るのが難しくなります。
和製ハガキを使い、きれいに刷り上げましょう。
バレンは小さいと使い難いので、ハガキのような小さなサイズでも、握りこぶしより一回り大きなものを使いましょう。
・・・というように書くと版画でハガキを作るのは面倒と思うかもしれませんが、初心者でも簡単に作れます。