ビタミンと3大栄養素

生物にとって必要な3大栄養素とは、炭水化物、脂質、たんぱく質です。この3大栄養素以外に、微量に必要な栄養素のビタミンとミネラルがあり、これらをまとめて5大栄養素と言います。

ビタミンとミネラルの違いは、ミネラルが無機物に対しビタミンは有機物であることです。3大栄養素は体内に摂取されると、代謝されたり、運搬されたりしながら、最終的に酸化物に分解され、エネルギーと水、二酸化炭素に分解されます。

このときの代謝に、ビタミンB群が補酵素として働きかけます。また、体内で新しい物質を合成するときも、分解と同じようにビタミンB群が関係します。

これらのことから、ビタミンB群は身体を動かすために必要なエネルギーの産出から物質の代謝に深く関わっているので、このビタミンが欠乏すると、代謝が滞り身体全体に悪影響を及ぼすようになります。

目に見えるビタミン欠乏症としては、皮膚が荒れ、口内炎が出来、目が充血し、髪がパサ付くなどです。ビタミン欠乏症が悪化すると、精神面にも影響を及ぼし、うつ症状などの無気力や、イライラ、頭痛や記憶力の低下なども見られるようになります。


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