ADHDの子供について

学齢期の全児童の約3~5%はADHD(注意欠陥・多動性障害)を患っています。
彼らにとって、学校はたいていつらい場所となっています。
注意を集中して静かにしていることが求められますし、甘やかされているだけだとか問題児扱いされることが多いからです。
ADHDの子どもは細かいことを気にせず一つの事柄に注意を集中するということができません。
音や、光景、匂いなどに気を散らされいつもそわそわしています。
また、結果を考えずに先に行動してしまうという特徴もあり、急に何かを行ったり、危険と思えるようなことをしたりします。
注意力の散漫さや衝動性を持っていても、多動性を持ち合わせていない子どももいます。
このような場合、ADD(注意欠陥障害)と呼ばれます。
ADDには、多動性がまったく見られないものから、ある程度の多動を伴うものまで、様々な形態のものがあります。
子どものADHDはDSM-Ⅳ-TRと、日常生活における支障がどれほどあるかによって診断されます。


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